2009年3月16日月曜日

中瀬安朝のテニス人生③


第3弾 海外生活 ~番外編~



海外での生活は、テニスだけではなく、様々な貴重な体験をすることができました。
が、今日はその中で、「死にそうになった」体験を二つご紹介します(@_@;)

まずは、メキシコでタクシーに乗っていた時。
僕は友人とタクシーをつかまえて乗り込みました。しばらくすると、急にタクシーが止まり、外から人が・・!!なんと僕は着ぐるみはがされて、裸足になり、財布も取られてしまったのです。本当にあのときは死ぬかもしれないと思いました。

もうひとつは、1992年4月に起こったロサンゼルス暴動に遭遇したときです。

この事件は、仮釈放中の黒人に暴行を加えた罪で裁判に問われていたロサンゼルス市警の四人の警察官のうち3人が無罪となったことに対して、多くの黒人の憤りが爆発し起こった事件なのですが、彼らは、たまたま車でそこを通りかかった白人、アジア系やラテン系の人々を捕まえては、暴行を加えたり、通りに立ち並ぶ店から商品を奪ったり、火炎瓶を投げつけたりしていたのです。


なんとそこに、たまたま僕は車でダウンタウンを通過中でした。何台もの消防車が来ていて付近は水浸し。車がなかなか進まない中、僕の車に黒人男性が近づいてきました。手には銃も・・・。「やばい」と思いましたが、車が進みだし、なんとかその場を去ることができました。あの時、撃たれていたら僕はここにいなかったかもしれませんね。良かった、良かった。

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