第5弾 藤原里華選手
藤原から話がきましたが、自分自身もまだ選手ということで、コーチとして付いて回っていたら自分の試合や練習ができませんから、本当に悩みました。そして共に海外に行くということで、決断しました。オーストラリアオープン、USオープン、フレンチオープン、ウインブルドンを始めとする数々のトーナメントを転戦していきました。
正直最初は、いつも自分がコートの上でプレーをしてコーチに見てもらう立場だったので、やはり多少なりとも違和感がありました。しかし、違う立場での遠征は、いろいろと違う角度からテニスを考えることができて、自分にとってもすごくプラスになる良い経験となりました。
ところで、やはりテニス界は狭いですね。USオープンなど世界中どこに行っても、今まで海外でテニスをして出会った選手や友達に、必ず出会います。昔からよく一緒に練習をしたり、食事をしたりしたパラドンスリジャパン、いろいろとお世話になった元ATP1位のギルレモ・ビラスなど、様々な人たちに再会できたり、新しく友達ができたりと、試合に出るとそういった嬉しい事もあります。
正直最初は、いつも自分がコートの上でプレーをしてコーチに見てもらう立場だったので、やはり多少なりとも違和感がありました。しかし、違う立場での遠征は、いろいろと違う角度からテニスを考えることができて、自分にとってもすごくプラスになる良い経験となりました。
ところで、やはりテニス界は狭いですね。USオープンなど世界中どこに行っても、今まで海外でテニスをして出会った選手や友達に、必ず出会います。昔からよく一緒に練習をしたり、食事をしたりしたパラドンスリジャパン、いろいろとお世話になった元ATP1位のギルレモ・ビラスなど、様々な人たちに再会できたり、新しく友達ができたりと、試合に出るとそういった嬉しい事もあります。
話が少しずれてしまったので戻しましょう。藤原はプレイ中、最後まであきらめない選手です。身長は小柄ですが、体の中から出てくるファイティングスピリッツは、どんなに大柄な外国人選手たちをも小柄に見せてしまう程です。基本的なことだとは思いますが、なかなか出来ませんよね。どんなに暑い中でも最後まで集中力を続け通す精神力が、彼女にはありました。
コーチの役割として私が感じたのは、間違い探しのゲームのようだということです。コーチの仕事も、その選手の間違いを探していくのです。ただ、少し違うのが、その選手に合ったアドバイスを適切にしていくということ。筋力であったり、身長であったり、得意なプレースタイルであったり、その選手に合わせたアドバイスをするということが非常に大切なのだと感じました。