2009年3月31日火曜日

土屋太偉のすべて⑥

お待たせしました!!
「土屋太偉のすべて」再開です(*^_^*) 皆さんからのコメントもお待ちしております♪


第6弾 小畑 沙織 選手

 小畑はやはり、コートカバーリング、ボールのタッチの感覚などが優れていると思います。どのプレーヤーであっても努力をして得意なプレースタイルを自分自身で作り上げて行くのです。
 藤原にしても、小畑にしても皆さんが彼女のプレーをテレビや会場で目にして、大抵思われること言えば、「あんなに華やかな場所でテニスができていいなぁ。」などと思われがちですが、そこまでに行くのには、本当に気の遠くなる努力の積み重ねをして、自分で勝ち取ったのです。
 実際、アテネオリンピック代表の小畑にしても、全く観客の観ていない、オリンピック代表が一体こんな場所でプレーしても良いの?と思うほどの僻地でも試合が行われる場合も少なくありません。

 僕も両コーチを務めましたが、ツアーコーチとは、テニスだけのケアだけでは務まりません。精神面、技術面、色々な角度から選手を万全な状態でコートに送り出さなければなりません。
 大袈裟かもしれませんが、ほぼ24時間勤務なのです。

 しかしテニスばかりではやはり体の疲労やストレスが溜まってしまいますので、オフの日を作り、買い物へ出かけたり、時には遊園地へ行ったりもします。
1回の遠征で約3ケ月間ほど日本に帰国できないので、いかに遠征中に選手が試合を万全に戦えるか、コート外での日常生活の過ごし方も大切になっていくのです。
世界中遠征しますが、どの国も一緒に見えます。なぜかと言うと、ホテル→会場→ホテル→会場の往復です。ただ、バスからの景色がその国々変わるぐらいですね!
遠征の1つをとっても、本当に大変です。まずは、荷物にしても、3ヶ月分のウェア-・シューズ・ラケットなど、色々と数えきれない荷物があります。
3ヶ月間同じ場所にいるなら楽な話ですが、1週間1週間移動ですから、トーナメントバッグ2つパンパンに入っているバックを持ち移動、考えただけでも重いですよ。
たまに朝起きて、あれ??今日どこの国にいるんだろ??って思う時もあります。夢はだいだい英語で見る事が多いですね。

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